2019-05-24

猫の看取りのこと

生徒さんはご存知ですが、うちには2匹の猫がいました。
どちらも高齢で20歳と16歳

先日看取った20歳のにゃんこについてお話します
高齢猫を飼っているどなたかの気持ちの準備になれば・・・

お弁当をあけてバンドが頭にひっかかったところ。食欲旺盛でした

2018年11月頃から腎臓の数値がよくないとのことで
何度か病院で点滴を。
薬ももらいましたが全く飲んでくれず・・・

2019年1月、エサに対して注文が多くなります
同じものを続けると食べない、好みがうるさくなり
色々な種類のエサを用意して試しました

3月くらいから変な声でぎゃーぎゃー鳴くようになります
今までそんなに鳴かなかったのに。
夜、みんなが寝たあと、人を呼ぶように鳴いたり
トイレをしたあとに鳴いたり。
寝室に連れて行くと寝る時もありますが居間に戻ってまた鳴いたり。
家族も睡眠不足が始まります

4月、食欲はムラがあり、食べたり食べなかったり。
この頃から変な行動が始まります
水が嫌いだったのにお風呂場に行きたがったり、浴槽をなめたり。
お湯がいいのかな?と思ってお湯を飲ませたりしていました
毛づくろいをほぼしなくなってしまい
かゆいのかブラッシングをねだるようになりました
人肌が恋しいのか、みんなに抱っこしたがります
特に父には絶対抱っこしなかったのに、急に父が大好きに。

5月、食欲がどんどん落ちていきます
1日に1回は普通の食事、あとはチュールということも。
みるみるうちに痩せていき、寝ていることが増えました
5月半ば、食事はチュールしか受け付けず。
あとは試しにお刺身をあげたらそれは少し食べてくれました
そして5月21日の夜、チュールも受け付けず、水も飲まなくなりました
22日朝、ぐったりしています
でもまだ動くことはできて、抱っこしたり、テーブルの下に移動したり。
モモなりに居心地の良い場所を捜している様子。
午前中、不安にならないよう寄り添ってそっと身体をなでていました
午後、母帰宅。安心したようにかぼそい声でにゃ~と鳴いています
あぁ、お母さんを待っていたんだな
モモから今まで嗅いだことのない匂いがします
いよいよなのかもしれない・・・

母のお布団に連れて行き今度は母が見守ります
夕方、もう自力で歩くことはできません
足や腰が立たないようです
唯一、手だけで移動しようとしています
少し暗いところに行きたそうなので移動させてあげたり
なでてあげたりしました
ほとんど声にならない声で私たちの顔を見て鳴きます
寂しくて涙があふれます
足の先、手の先が冷たく硬くなってきました
でもまだ呼吸はしています
最後まで私たちを忘れないかのように目を閉じず
弱弱しい視線で私たちを見つめています

夜、母が自分の寝室に連れて行きました
私たちはそれぞれの部屋で・・・
朝、起きるとモモは旅立っていました
母が言うには静かに1時過ぎにそっと逝ってしまったと。

保護猫だったモモを縁あってもらってきてから20年
本当に色々な思い出があって
今はまだ思い出すと涙があふれてしまいます
老衰なんだろう、と思いますがもうちょっと生きて欲しかった
老いは急に、ほんとうに急に来るものですね
もう1匹のおばあちゃん猫のシロは
モモが元気がなくなっていくにつれ
わがままを言わずそっと見守っている感じでした
そしていなくなった今、とても静かに
でも私たち家族を癒すかのようにひざに乗ったり
甘えてきたりしています
きっと私たちが悲しんでいることがわかるのですね

ペットの死は必ず直面するものでとても悲しいですが
それまでに私たちに与えてくれた喜び、癒しは
本当にかけがえのないものです
今は喪失感と戦うしかないですが、いつか涙なく思い出せる日が
来ると信じています


数年前のモモとシロ
関連記事

    関連記事はありません